風穴を自分の拳で開けたい。
そう思って始めたポストカード営業。
楽雲庵塾名物100本ノックを経て、
さらに、その先に繋げたい物語がある。
その物語のタイトルは決まっていないが、
テーマは決まっている。
”故郷”。
故郷をテーマとしたものづくり。
そのものづくりは、二人で行う。
”パンダちゃん”というコンビ名をつけて、
子どもの頃、よく遊んでいた友達と行う。
夏に思い立ち、妄想は膨らみ、
膨らんだ妄想は、衝動に変わり、
やりてぇ、どうせやるなら、おもいっきり、ぶちかましてぇと、
抑えきれなくなった衝動を、行動に変えるべく、
日々、邁進している。
そんなわけで、今、ポストカードの営業と並行して、
故郷へ贈るものづくりのため、よく出かける。
撮った写真は、メールで、その友達に送っている。
俺達は、距離を時間でいうと、
車で3時間半離れた町と町に住んでいて、
なかなか会えない。
だから、今のところは、こんな具合で進んでいる。
この前も、俺は、作品づくりのインスピレーションを求め、
ある場所へと出かけた。
その場所は、小学生の時に、
修学旅行か何かで行ったことがある場所で、
その場所の思い出といったら、
あまりにも、集中して、見学していたもんだから、
気づいたら、みんなとはぐれ、
迷子になったという記憶。
迷子になったという記憶ばかりが残り、
何をそんなに集中していたのかは、
全くと言って良いほど覚えていない。
マンモスがいたかなぁってことくらいしか、
覚えていないけれど、
その施設名から言っても、
今の俺には、くすぐられるものがあった。
その場所の名は、”北海道開拓記念館”。
その場所に行ったのは、
あまりにも久々の二度目。
小学生の頃、迷子になった時以来。
作品づくりをするにあたって、
どうせなら、北海道のことをもっと知りたい、
その方が、おもろいだろうなってことになり、
図書館で本を読んだり、
こうして、歴史を学べる場所へと足を運ぶ。
予想通り、おもろいんだわ。
おもろくて、見学料以上に、
めっちゃ集中して見学した。
特に、
アイヌ文化のこと、
北海道が、蝦夷と呼ばれていた時のこと、
開拓のこと。
昔から今に繋がる物語を、
トンネルの中で、
タイムスリップしながら、
見ている感覚に陥った。
小学生の時のように、集中した。
小学生の時とは違って、時間に制約はない。
迷子になる心配もない。
2時間くらい、その施設の中にいた。
見終わった後、集中しすぎて、ぐったりした。
脳内タイムスリップは、体力を消耗する。
楽雲庵塾塾長
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